予防接種には、定期接種と任意接種とがあります。
予防接種には、定期接種と任意接種とがありますが、母子手帳には任意接種のことが書いてありませんので、任意とあるから、国が勧めていないワクチンかな? 接種してもしなくてもいいワクチンでしょう?と思ってしまいがちです。
しかし日本では、国による定期接種の種類と内容が世界の大部分の国にくらべて目立って遅れている現状があります。
例えば、おたふくかぜワクチンは、約 100カ国以上では国の定期接種です。そのほか、話題のヒブワクチン、水痘ワクチン、B型肝炎ワクチンなどを定期接種でしている国はアジアの近隣諸国にも見られます。
このことから、日本の任意接種ワクチンには子どもに必要なワクチンがたくさん含まれているということを覚えていただいて、費用がかかるので大変ですが機会があれば接種するようにしましょう。