インフルエンザ対策2009
新型インフルエンザの対策と発生状況(2009.9.26)
2009.9.26 インフルエンザワクチンについて、現時点の速報です。
- 新型ワクチンと季節性ワクチンは別物で、他方には効きません
- 接種開始は、新型も季節性も、10月末ごろになりそうです
- 両者とも、ワクチンの発病阻止力は2~3割です
- 両者とも、重症化を防ぐ力はあるので、リスクが高い人は接種をおすすめします
- 健康な人が新型インフルエンザにかかった場合、症状の強さは、季節性インフルエンザAより軽症で、米国や豪州では大多数の人は薬を飲まずに自宅安静で治っています
- しかし、稀には健康と思われていた人が重症化することもあります
- 新型インフルエンザの治療経験は世界的にまだ少ないので、予期せぬことが起こるかも知れず、注意と警戒が必要です
- ワクチン接種を優先的にするのは、かかると重症化しやすい、人です
1)妊婦(どの時期でも)
2)病気のある人
慢性呼吸器病(COPDや喘息など)
心臓病
腎臓病(人工透析を受けている人など)
肝硬変
血液病などで免疫を抑える治療を受けている人
その他の重い病気にかかっている人
3) 1歳未満の乳児の両親
4) 1歳から10歳までの小児
5) 10歳から中学、高校生まで
6) 65歳以上の高齢者
- 料金は国からもメーカーからも通知がなく決まりません。
以上ですが今後の情報により改定することもありますのでご注意をお願いします。
参考サイト
この新型インフルエンザAに対して、成人とくに中高年は免疫を持っているらしいという専門家の意見が出ています。
定点観測でもこの現象は裏付けられます。例年多い高齢者の死亡も稀です。
鳥および新型インフルエンザ海外直近情報集
新型インフルエンザ関連著作をもつ外岡立人先生のサイトです。
このサイトでは 鳥インフルエンザの、人に対する世界的流行危機に備えて、世界の英語ニュースサイトからの情報集です。
平成21年4月からは、新型ブタインフルエンザが流行し始めたため、世界の最新の情報を、毎日5時間前後かけて読み込み、抜粋し、日本語にして提供している非常に貴重な仕事です。
得られた納得できる情報は周辺にも伝えて、国内での人における「新型インフルエンザ」対策に役立てたいという想いからサイトを開設されています。
徒然日記というページは毎日更新!!、最新の情報と外岡先生の考えが書かれていますので参考にしてください。