食物アレルギー予防 | 最新食物アレルギーの紹介 (2012/3/10)

8.食物アレルギーの症状を悪化させるのはどんな因子ですか?

  1. いま、日本人だけでなく世界中で食生活の変化が起きています。
  2. 日本では数千年前の縄文・弥生の時代から米食中心で、豆類、栗、貝類、野菜、海草類等を補食としてきました。
  3. 牛乳は江戸時代には全く飲まれなかったのですが、明治時代に政府は不況と食糧不足で困窮した人々の再生手段として北海道開拓と牧畜を推進し、牛乳販売会社を国策で設立(例は明治乳業)、国民に牛乳飲用を啓蒙しました。
  4. 第二次大戦後は魚類の摂取が急増し、昭和30~40年ごろの経済成長期からは流通産業の進歩もあり肉類と鶏卵の摂取が急増しました。食物の脂肪酸にも魚類や野菜の脂肪酸はアレルギーを抑える成分が多く、肉類の脂肪酸はそうではないといわれます。
  5. 最近では、フルーツ志向が急に進んで口腔アレルギー症候群が増加しました。
  6. 糖分の摂り過ぎも食物アレルギーによるアトピー性皮膚炎を悪化させるといわれます。
  7. 着色料や保存料など化学的合成添加物も、加工食品の増加に伴い大量に使用されていますが、発症のメカニズムが不明であるにせよ関連性は強いといいます。
  8. 環境因子は、布団にいるダニの糞や死骸が微小片となって飛散したもの、ハウスダスト、建材や接着剤から出る揮発性の有害ガス、トルエン,ホルムアルデヒド,パラジクロロベンゼンなど、各種花粉、皮膚常在菌,カビ,ヘルペスウイルス,つよいストレスなどがあります。