食物アレルギー予防 | エピペン

アナフィラキシーが心配な方に ―
エピペンを処方してもらうには(2014/1/17)

 

エピペン講習を受け登録済みの医師に処方してもらいましょう。
※当院院長は、エピペン講習を受け登録済みです。

 

除去食物をまちがって食べて、アナフィラキシーが出たらどう対処する?

 

エピペンはこんなとき使う!

(日本小児アレルギー学会平成25年7月24日発表)
エピペンが処方されている患者で、アナフィラキシーショックを疑う場合、下記の症状が一つでもあれば、使用すべきである。

◇消化器の症状:

繰り返し吐き続ける / がまんできないお腹の痛みが続く

◇呼吸器の症状:

のどや胸が締め付けられる / 声がかすれる / 犬が吠えるような咳
持続する強い咳き込み / ぜーぜーする呼吸 / 息がしにくい

◇全身の症状:

唇や爪が青白い /脈を触れにくい / 脈が不規則
意識がもうろうとしている ぐったりしている / 尿や便を漏らす

もしエピペンがないときは?
◇救急車を呼ぶ(介助者ではない人が)

 

では、エビペンを使用する際実際の注射手技はこのようにします。

 

SETP1 準備

携帯用ケースのカバーキャップを指で押し開け、エピペンを取り出します。オレンジ色のニードルカバーを下に向けて、エピペンのまん中を片手でしっかりと握り、もう片方の手で青色の安全キャップを外し、ロックを解除します。

  • 青色の安全キャップをかぶせた状態では、バネが固定されており、注射針が不用意に飛び出さないようになっています。使用時まで青色の安全キャップは取り外さないでください。
  • 安全キャップを外した後は、誤注射を防ぐため取り扱いに十分注意してください。
  • 絶対に指または手などをオレンジ色のニードルカバーの先端に当てないように注意してください。
  • 使用する前に注射器の窓から見える薬液が変色していないか、また沈殿物がないかを必ず確認してください。

SETP2 注射

エピペンを太ももの前外側に垂直になるようにし、オレンジ色のニードルカバーの先端を「カチッ」と音がするまで強く押し付けます。
太ももに押し付けたまま数秒間待ちます。エピペンを太ももから抜き取ります。

  • エピペンの上下先端のどちらにも親指をかけないように握ってください。
  • 太ももの前外側以外には注射しないでください。
  • 太ももにエピペンを振りおろして接種しないでください。
  • 緊急の場合には、衣服の上からでも注射できます。

SETP3 確認

注射後、オレンジ色のニードルカバーが伸びているかどうかを確認します。 ニードルカバーが伸びていれば注射は完了です(針はニードルカバー内にあります)。

  • オレンジ色のニードルカバーが伸びていない場合は、注射は完了していませんので、再度、STEP1~3を繰り返して注射してください。
  • エピペンの注射後は、直ちに医師による診療を受けてください。

SETP4 片付け
使用済みのエピペンは、オレンジ色のニードルカバー側から携帯用ケースに戻します。

  • 注射後は、オレンジ色のニードルカバーが伸びているため、携帯用ケースのふたは閉まりません。無理に押し込まないようにしてください。
  • 注射後、薬液の大部分(約1.7mL)が注射器内に残っていますが、再度注射することはできません。
  • エピペン注射液を使用した旨を医師に報告し、使用済みのエピペン注射器と青色の安全キャップを医療機関等にお渡しください。

Q. もしも、誤ったところにエピペンを使用してしまったら・・・

A. 直ちに最寄りの医療機関を受診してください。

  • エピペンを指または手などに誤って使用した場合、その部分の血流量が減少することがあります。
  • エピペン(アドレナリン)を誤って使用した旨を必ず医師に伝え、誤って使用してしまったエピペン注射器と青色の安全キャップを医師に渡してください。
  • 主治医の医療機関以外で治療を受けた場合には、治療医師から主治医、またはエピペンカスタマーサポートセンター(0120-303-347)に連絡してもらってください。また、患者さんご自身も主治医にご連絡ください。

エピペン注射液0.3mgおよびエピペン注射液0.15mgの使い方は同様です。

 

(3)エピペンを注射すれば治療が終了したとカンチガイする方が多いですが、事後のフォローが大切です。

  • 医師にエピペンを使用したことを伝えてください。
  • 医師に太ももの注射部位を示し、エピペン使用前の症状および使用後の経過を説明してください。
  • 使用後は、携帯ケースに入れたエピペン注射器と青色の安全キャップを医師に渡してください。

医師から、エピペンの再処方を受けるようにしてください

※アナフィラキシーの発現状況は、人によってさまざまです。エピペンによるアナフィラキシー発現時の補助治療には限界があることをご理解ください。