3.食物アレルギーの原因食品として日本で多いものは?
卵、牛乳、小麦、エビ・カニ、フルーツ、ソバ、魚類、ピーナッツですが、赤ちゃんから成人まで、年齢により頻度が変化することにご注意。
即時型食物アレルギーの原因食品
平成10~11年厚生省食物アレルギー全国調査
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0歳 |
1歳 |
2,3歳 |
4-6歳 |
7-19歳 |
20歳以上 |
No.1 |
卵 |
卵 |
卵 |
卵 |
ソバ |
魚類 |
No.2 |
牛乳乳製品 |
牛乳乳製品 |
牛乳乳製品 |
牛乳乳製品 |
エビ |
エビ |
No.3 |
小麦 |
小麦 |
小麦 |
小麦 |
小麦 |
ソバ |
小計 |
87.8% |
66.6% |
67.1% |
57.9% |
37.6% |
42.7% |
- 原因食品は、年齢によって異なります。
- 1歳児の10人に1人、3歳で20人に1人、学童で50人に1人が何らかの食物に対してアレルギーを起すと考えられています。(厚労省の調査による)
- 乳児期では卵(鶏卵)が約5割、牛乳・乳製品が3割を占めますが、
学童期になると、エビ・カニやソバ・小麦が増え、卵は約2割以下に減ります。
成人になると3大原因食品は、魚類、エビ・カニ、ソバで、これに小麦、果物類(キウイ,バナナ,リンゴ,モモ,メロンなど)を加えて約6割を占めます。